朝。
ポポは、いつもと同じように2段ベッドの上の方で目が覚めた。
下にいるナナはまだ夢の中のようだ。
そして外ではニットピッカーが騒いでいた。
ある日ポポとナナが 起床編
取り敢えず、いつもの癖では脱げかけてしまったパジャマを横になったまま1つずつかけ直した。
ポポには『朝起きたらすぐ着替えをする』という考え方がまるで無い。
全てのボタンをかけ終わったポポは「――よっと」と言って起き上がった。
ガン
ポポはまるでマンガの様な効果音をたてて天井に頭をぶつけた。
「いったぁぁぁぁぁぁ…………おかしいな…?何で頭が当たるんだろ……?昨日までは全然当たらなかったのに…?」
しかしポポは特に気にもせず、体をかがめながらはしごに足をかけた。すると……
がくん←足
_○___| ドシャ
・・・・・・・・・・・・
「…………なんか……体が…重い……………おおう?」
ずるっ べしゃ
「………ううぅ………」
それでも何とか立ち上がる事が出来たポポ。よろけているが。
ポポは頭を掻きながら、
「…あそっだ、とりあえず髪の毛梳かなきゃボサボサだ……」
そう言いながらポポは部屋にある鏡に向かった。
そして、鏡に映った自分を見たポポは予想通り愕然とした。
そう、ポポは一晩で突然体が大きくなってしまったのだ。
背が伸び、およそ9頭身位になって、見た目には明らかに大人になっていた。
「何でだぁーーーーー!?」
でも声はそのままだった。ついでにパジャマが都合よく体に合わせて大きくなっていた。
『ピンポンパンポ――ン。勝手に人の裸を妄想するのはやめましょう。』 場内アナウンスが流れた。
「……どしたのポポ…?朝っぱらから……ふあぁ…」
流石にポポがうるさいのか、ナナが妙に色っぽい寝ぼけた声を出した。起きた様だ。
場内アナウンスは流れなかった。
微妙にパジャマがはだけているのは気にしない事にする。
彼女にとってはこれが普通なのだから。
ナナはポポを見た。
「何でだぁーーーーー!?」
しかし、体に異変が起こったのはポポだけではなかったようだ。
ポポはナナを見た。
「(鼻血たらり)何でだぁーーーーー!?」
そりゃまぁ女性の体の方が子供と大人の違いが激しいからね。
「どっどうしたのポポっ鼻血なんか出してっ?」動揺しているようだ。
「……あぅぁ…………そ…その……ナ………ナナ……も……………」「…えっ?」
ナナは自分の体をまじまじと見つめた。
そして………
「っきゃあぁぁ――――!!!」
一度二人は着替えた。一応言っておくが、別々にだ。
そして不思議な事に、普段から着ている服が全て今の自分にぴったりのサイズになっていた。
ぐううぅうぅぅうぅうう……
二人のお腹が同時に鳴った。
「っとっとりあえず朝ごはんにしようか?僕も手伝うからさ…。」
「っうっうん、じゃエプロン持ってくるね…。」ぱたぱた
スリッパの音が廊下に響き渡った。
あと餓鬼。(違
あひゃひゃひゃひゃ……(?
もうどうにでもなるがいい。(←消えろ
せめて服は小さいままにしたかったけど、デリ食らったら何にもならないし。
そして激しく短いのは気のせいサ。
悔いが残りまくり、全部くい打ちしてもらったACでした〜♪(激謎
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