いざ台所に来た。

「……何コレ?」



ある日ポポとナナが キッチン編



ポポがそう言うのも分かる。何故なら、明らかにヤバ気なビン目の前にど        んと置いてあったからだ。

「え?コレがどうかしたの?」



中には蛍光色の薬がたっぷり詰まっている。
おまけにとてつもなく怪しいオーラを発生させていた。
でもビンにはヘンなアラビア語っぽい字の上から

『かくしあじ♪』

なんて書いてあった。



「……ねえナナ…念のために訊くけど…コレ何に使ってんの…?」

「ん?別に見ての通りだけど?」

がっくりと肩を落としたポポ。そこにナナがとどめを刺すように、

昨日買い物に行ったらこんなの売ってたから思わず買っちゃった♪」





「………《´Д`》」  ばたっ





ポポは力尽きた。いや、精神的に。

それでもよろめきながらビンの裏を確認してみた。すると…



┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
|18歳未満の方は絶っっっっっっっっっっ対に本品を服用しないで下さい。





「あぁあやっぱし……」「何が『やっぱし』なの?」「いや……なんでもない…」




|服用した場合、思わぬ副作用が起こる可能性がありますが
|万一服用してしまった場合にも当社は一切の責任を負いませんのでご了承下さい。





「………なんでこんなのナナが買えたんだろ……?」

「でっ、早速昨日試してみたんだけど気付いた?」



間。



「……いや全然…って絶対コレ原因だろ原因!!

「…え「ここ読んだ?!」

ナナは首を横に振った。ナナ、確認ぐらいしようよ。

ポポはナナにビンの裏を読ませた。

「ふむふむ…え…っと…。………」

「……?」

「…………………てへっ」

「『てへっ』じゃなくてさぁ……」

ポポはよくよく考えてみた。

別に体が大きくなってもそれと言って困る事は無いのだ。

AC「そんな事は無いと思うが?」
ポポ「だあっしゃあああ!!!」 ドガッ
ACアダプタはお星様になりました。
ナナ「(…今どこからハンマーを…?)」


「なんかもうどうでもいいや。早く朝ごはん作っちゃおう!」

「うん!!どうでもいいどうでもいい!」

そしてやっとの事で朝ごはんを作り始めた。実に微笑ましい光景だ。萌える。

「取り敢えず隠し味は入れないでね;」

「(名残惜しげ)……まぁ……仕方ないよね……はぁ…」

「……」

そうして朝ごはん(意外に和食)が出来上がった。それをダイニングに持って行って…



「「いただきま〜す!」」

こういう所は子供のままである。





あとがき
タイトルが変わったのは気のせいサ。(何
思わぬ前座が できちゃった… (黙(殴(蹴(踏(叩(刺(殺
果たしてポポナナは元に戻れるのか!?
その前に戻る気はあるのか!?


起床編へ 戻るぜ? 朝ごはん編へ